WEBディレクターって…なんなん?
ノマドなフリーランスやITエンジニアというと、
フロントエンド・エンジニアやWEBデザイナー、またその双方を操るクリエイターを想像されるかもですね。
ですが、そのほかにも、こういった職種・生き方もあるんです。
それが、
WEBディレクター。
ん…ディレクターとは…?
ちょっと聞いたことはあるが…なにする人??
言葉として「ディレクター」…ってなに??
WEBディレクターを知るには、まず「ディレクター」って言葉をイメージするとGOOD。
よく映画のオープニングでも「Directed by スティーブン・スピルバーグ」なんて出ますよね。
そうなんです、映画の現場で監督だけが座れる「ディレクターズチェア」なんて言葉もあるとおり、ディレクターとは「監督」のこと。
つまり、WEBを監督するのが「WEBディレクター」なんですね。
「なんだ….監督か、、、じゃあ自分にも…….って余計にハードル高いわ、パス」とかなる前に!
次の段落に進んでみてください…!!
もしかして、プログラミングやデザインが苦手のままでも、なれちゃうかもなんです!
WEBディレクター=監督なら「マルチ」じゃないとダメ…?
実はWEBにおいてのディレクターとは、結論「マルチプレイヤー」でなくても大丈夫なんです。
WEBディレクターはものすごい要約して言うと「段取り屋さん」。いわゆる「ダンドラー」です。
お客さんはもちろんのこと、プログラマーやデザイン、自分自身も含め、さまざなスケジュールや予算をし、段取り通りに進められるよう進行する、まさに進行管理の段取り屋さん。
当然、お客さんに必要な際にアポ取りし、打ち合わせするのもWEBディレクター。
そう、自分でコードを書くわけでなく(=プログラミングしない)、IllustratorやFigmaでデザインをすることもない(=デザイン作らない)という役割。もちろん、ちょっとできるとか知っているのは大事なこと。
このオンライン時代、このWEBディレクターがいないと、当然「何を基準に、何に沿って進めていくのか誰もわからない」わけで、まさに「監督」をする人がWEB制作では必須なわけですね。
WEBのクリエイティブ、マーケティング施策にもなくてはならない存在….
それが「WEBディレクター」なんです。(なんとなくかっちょええ仕事です)
WEBディレクターの具体的な仕事「10ステップ」
ざざっとWEBディレクターの仕事の概要をご説明しましたが、もうちょっと整理して見ていきましょう。
「やる仕事」をちょっと「10ステップ」のリストにしてみますね。
着手する順番で、見ていきましょう!
①お客との打ち合わせ・ヒアリング
まずはお客さんにヒアリングです。ふわっとした要望のときもあれば、わりと明確なリクエストもありますよ。いずれにしろ「お客さんはどうしたいのか」をうまく引き出し、それを言語化や整理整頓をしていきます。
②企画立案
お客さんの要望をどのような「企画・打ち出し・切り口・ブランディング」で具現化するかを、立案します。
③マーケティング施策
お客さんのWEBサイト改善や構築の要望は「売上アップ」「ブランディング刷新」など、総じて「集客や知名度アップ」につなげたいことが多いです。それを達成するには「ただWEBサイトがそこに完成しただけ」では実現しないので、マーケティングのプロやパートナー会社にそれを相談したり、方向を決めます。ここには広告施策やSNS施策、動画集客やSEO対策などが含まれます。
④要件・仕様を定義する
いわゆる「要件定義」です。企画やマーケティング施策を実際にWEBサイトに落とし込む場合、どんな仕様(デザイン、システム、プログラミング)が現実的なのか、をエンジニアたちと決めます。
⑤提案書作成
定義した要件を入れ込んだWEBサイトを「わかりやすいかたち」で提案書にまとめます。デザインや集客施策などを入れ込みます。
⑥スケジュール作成
提案書と一緒に出すことが多いです。要件を入れ込んだWEBサイトを完成させるのに、お客さんの要望(早く完成させたい)と、実際に作業するエンジニアたちのスケジュール(なるべく時間が欲しい)の双方が納得いくかたちのスケジュールを作成し、決定します。
⑦見積書作成
提案書とスケジュールと一緒に出すことが多いです。お客さんの予算の都合、反対にエンジニアたちが割りを食うことがないようギャランティもちゃんと確保して、落とし所を探します。
⑧受注・契約
これまでのプロセスを経て「受注」となります。発注書や契約書にサインをしてもらうフローに進みます。
⑨WEB制作のディレクション
企画もスケジュールも予算も決まったので、いよいよWEBサイトの制作スタートです。スケジュールに遅延が出ないよう、またたびたび来るお客さんの追加の要望を受けたり受けなかったりしながら、理由を説明し、納得してもらいながら進行します。追加予算が必要な要望の場合は、追加の見積書を作成し、追加発注を受けます。
⑩サイトの運用・管理保守
サイトが無事リリースされたら、そこが「スタート」です。サイトはリリース仕立てのときは生まれたばかりの赤ん坊同様ですから、ここから「育成」していきます。実施したマーケティング施策、ブランディング施策の効果、結果分析を行いながら、サイト集客運用の改善や追加提案を行っていきます。
お客とクリエイターの「間」に立つブリッジな役割
まさにWEBディレクターとは、お客さんとクリエイターの間に立つ「橋渡し=ブリッジ」であり。そのプロジェクトの要。
なぜなら、プログラマーもデザイナーも、またお客さんでさえも、そのWEBプロジェクトの「ゴール、完成図」は見えていないからです。
それを知っている、見えているのは、プロジェクトのゼロから関わっているWEBディレクターのみ。そのゴールをみんなに共有し、足並みをそろえていくのも大事な仕事です。
ゴールが見えているからこそ、クリエイティブが脱線したときにそれを本線を戻せるわけで、だからこそこのWEBディレクターの存在はなくてはならない存在なんですね。
お客さんからも、制作チームのみんなからも、さらに外部パートナー企業からも「頼られる監督」。
これがWEBディレクターなんです。
イケてる感満載。撮影も仕切るのがウェブディレクター。
WEBサイトで使う写真や、動画の「感じ」を理解しているのは、やはりゴールが見えているWEBディレクターになります。
撮影現場でもテキパキと指示を出し、カメラマンに動いてもらうんですね。
自分で撮る必要はなく、ひたすら指示。
現場のみんなは「WEBディレクターの持つイメージ」という名の「指示」を待っています。
これも大事なWEBディレクターのお仕事。
撮影現場を仕切ってしまうなんて、ワクワクしませんか?
WEBディレクターの辛いところ・デメリットは?
はい、WEBディレクターの「いいところ・メリット」を連打してきましたが、辛いところ・デメリットも書いていきますよ。
現実を知っておくことで、この奥深い仕事が逆にリアルにわかるかも。
お客の難題をクリアし、納得もしてもらう大変さ
WEBディレクターはお客さんからのちょっと無理な要求、急なリクエストを全部YESで答えることはありません。それをやったら配下のクリエイターが息絶えてしまうし、予算だってカンタンに追加をお願いできないからです。ここを「うまく」やり抜く必要があります。営業スキル、立ち回りスキル。
クリエイターのモチベーションをKeepする難しさ
エンジニアやデザイナーは、他にもいろいろな案件を抱えており、なんでもかんでも対応はできません。さまざまな納期を抱えています。そんな忙しクリエイターたち、納得のギャランティで、時に無理な報酬でお願いすることもあり。そこでもなんとかそのWEBプロジェクトをゴールまで、みんなのモチベーションをキープしながら達成する必要性があるんですね。
サイトを納品して終わりじゃない
このマーケティング時代、サイトは納品して終わりじゃありません。「で、予算をかけたこのサイトは集客の結果を出せるのか?」「新ブランドを打ち出したが、果たしてこのブランディングの反応は?」など、結果を求められます(案件によっては納品で終わりの場合もありますが、結果は出してなんぼの世界です)。クリエイターたちは「作って終わり」の面もいったんはありますが、WEBディレクターは「納品後こそ本当の戦い」になることもあるんですね。なかなか一息抜けないなんてことも。
プログラミングやデザインを「ちょっとわかる」でOK
これまでの解説のように、WEBディレクターは、直接プログラミングやデザインをするわけではありません。
ただしもちろん「できるに越したことはない」のと「本気を出すと結構できる」のがカッコ良かったりもします。
デザインがうまいWEBディレクターはデザイナーからのリスペクトが得られますし(≒アートディレクター)、これはプログラマーなどでも同じこと。
とはいえ、あくまで仕事は冒頭のご説明のように「段取り屋さん=ダンドラー」であるので、語弊を恐れずに言うと「プログラミングもデザインもやってみたけど、自分はすごい得意になれそうもなかったが、お客と話すのが楽しい」とか、そういうタイプの方にも向いています。
それでも、WEBの素人(≒お客さん)よりかは、遥かにプログラミングもデザインも詳しく、その難しさも知っているわけで。
だからこそ「プログラミングやデザインをちょっと知っている、勉強したことある」ことは、将来WEBディレクターになるのに十分な経験とスキルになるわけです。
なので、もし、プログラミング自体が苦手だったり好きになれなかったとしても、その先にはまだまだ実は「WEBディレクター」という素敵な仕事もある&しかもすごい重要な監督職である&やりがいあり楽しい!
というのは、ぜひ知っておいていただきたいところです。
このオンライン時代、もちろん「ノマド」にもなれる
WEBディレクターは、このオンライン時代、ミーティングや資料のやりとりは全てオンラインで解決できることがほとんど。
ゆえに、そこはWEBエンジニア同様で、旅をしながらパソコンとスマホで出来る仕事です。
そう、ノマドワーカーにも、もちろんなれるということですね。
「自分は制作せずとも、WEBディレクターとして」起業している人もいますね。
WEBディレクターに向いているのはどんな人?
WEBディレクターはコードを書くなどよりも、ITニュースでのトレンドや、出かけたときにぐっと来た看板(=デザイン、キャッチコピー)あるいは普段のネットサーフィンで気になったサイトを覚えておくとか。
そういう日常的な「心のメモ」みたいなのが大事です。
なので、アートや娯楽、流行が好きだったりも大事。ずっとコードを書くとか、デザインのために何時間も作業するタイプでない人には合ってますね。
また、客と話すのは緊張もしますが、シンプルに「いろいろな業界の人と話せる」「普段は絶対関われない会社の内部の人と出会える」「経営課題などヒアリングできる」といった、リアルなビジネスの根幹にも触れられます。
こういったビジネスやマーケティング、ブランディング寄りの話や仕事に興味がある方にもいいですね。
しかし、WEBディレクターはいきなりなれるもんでもありません。でも楽しそうだし、なんかイケてる感もありますよね。
であれば、なりましょう。
就職までせずともなれて独立できたり、あるいは就職前の前哨戦としても使える「リアル実践」ができる場所。
半年で一気に凝縮しているから、何年も修行せずにOK。
そんな「場所」があります。
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WEBディレクターになるには?何年も修行しないでOK
(キャリアチェンジのためにさまざま年代や前職の方々が毎期集まる)
WEBディレクターにもなれるその「場所」とは?
実は、フィリピン・セブ島にあります。
IT未経験者が、ゼロから「ITビジネスパーソン」としての経験や実績までも積める場所。全くのビギナーがしっかり半年かけて、基礎から応用、さらにフリーランス実践までも体験し学ぶことができます。
創立10年(2024年時点)アクトハウスでは、設立以来、その教科数や仕組みを変えず、また同時にアップデートを随時おこないながら。
✅️日中はプロの日本人メンターから
✅️プログラミング
✅️デザイン
✅️ビジネス
の技術や知識の修得ができ、さらに
✅️100日間のフリーランス実践
そしてもちろん、留学なので、
✅️英語も毎日レッスン(英語講師はプロのフィリピン人先生)
で、学べるIT留学です。英語も毎日、半年間ガッツリやるんですね。ITと英語の最強セット。海外就職をしている卒業生も普通にいます。
もちろん、ITは学ぶだけでなく「フリーランスや起業独立」のための実践もある(次の段落参照)。
それは、、、、
フリーランス/WEBディレクターになれる100日間の実践。
WEBデザインの要件定義からのプレゼン。卒業制作などでなくアクトハウスの講座ではこれが日常。
現実に即したマーケティング分析から作り上げつつ、さらにそれがARTとSCIENCE、ロジックとUXで構築されているかをメンターが精査します。https://t.co/tx34Dufkcx#it留学 #セブ島留学 #アクトハウス pic.twitter.com/jknNXe04LX
— IT留学のアクトハウス : 10周年!新築住居 始まってます (@acthouse) October 30, 2024
ITカリキュラムでは、実務としてリアルに稼ぐ「マルチなWEBディレクター/エンジニアとして」「フリーランスの100日実践」があり、そのまま独立も多数。怒涛の半年コースはまさに「自由に生きるための実践」となっています。だから毎期、IT未経験からのフリーランス独立が可能。
そんなセブ島の「IT留学のアクトハウス」では、オンラインでのトークにて相談や雑談も交え話すこともOK。そんなオンライン相談も予約はカンタンです。口頭だと話もいろいろ進むのでこっちもおすすめですね、
セブ島の新居はミニマルなシンプル空間。居心地良く、そしてクリエイティブも刺激する住まい。暮らしながら学べるスキルシェア・コミュニティです。https://t.co/tx34Dufkcx#アクトハウス #セブ島留学 #it留学 pic.twitter.com/sWyd3Nl8YF
— IT留学のアクトハウス : 10周年!新築住居 始まってます (@acthouse) January 1, 2025
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ちょっと質問したいな、セブ島のスタッフや卒業生と話をしてみたいなという方なども、こちらのバナーからどうぞ。
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