フィリピンSIMカード登録ガイド|カンタン&最速の解決法

フィリピン留学や旅行の最初の難関「スマホのSIMカード登録」

スマホのSIM設定ができるモール内のブース店舗

フィリピンにいざ到着!

そのとき、とにかく最初に済ませたいのが「スマホのSIMカード登録や設定」ですよね。

例えばセブ島なら、着いた直後のマクタン空港には無料の「フリーWi-Fi」があるものの、それはあくまで空港内のみ。外に出たら自分のスマホをなんとかしないといけません。。。

しかし…

フィリピンでのSIM登録は個人でやるとだいぶ大変なんです。設定をしようにも、スマホの仕様やOSによっても、微妙にやり方や認証までのタイムラグに差もある模様。そのため、なかなか友人らと一緒にやるのも難しかったり。英語のSMSが飛んできてどうこうなどの対応もちょっと必要。。。

そういうのに強めの人や、ちょっとでも知っている人は「慣れればできる」という感じですが、いきなりは結構意味不明になります。

ということで、今回はそのSIMカード登録と設定において《どんな初心者でも一発で解決できる方法》をご紹介します!

フィリピンで誰でもできるSIMのカンタン登録

フィジカルSIMとeSIMのイラスト

セブやマニラなどにフィリピン各地において、SIM登録の心配を解決するため、今回は、下記のコンセプトで本記事を書いていきますよ。本記事のコンセプトは、、、、

✅️「一人でもできる」「友人や家族と一緒にやってもカンタン」
✅️「最もラクに完了できる方法」
✅️「それらを手順に沿ってノウハウ入れつつ解説」

では、次の段落ではいきなりの「結論」を公開。

まずは答えを知ったうえで、一緒に謎多き「フィリピンのSIM登録・スマホ設定」を理解・攻略していきましょう!

結論【SIM登録の専用ショップにお願いする】

SIMカードが設定できる「ブース」や「テナント店舗」
(SIMカード登録ができる「ブース型の露店」と「テナント型の公式ショップ」)

はい、まずは、もったいぶらずに「結論」です。

それは、

【SIMカード登録をしてくれる専用ショップ】

に出向いて、100ペソ(約200~230円)または無料でやってもらうのが正解!

これが何よりの、コツ。

確実、安心、そして早い。

ガジェットに強い人でもうまくいかないこともある、このフィリピンでのSIM登録。設定はショップにお願いするのが確実かつ安全です。

じゃあその「お店」はどこにある…?

SIMカード設定専用のお店はどこにある?

セブのアヤラモール(ビジネスパーク)の外観
(セブ島No.1の人気モール「アヤラモール(ビジネスパークの方)」の外観)

はい、ではその「SIM登録やスマホの設定」をしてくれるお店はどこにあるのか見ていきましょう。

意外と、いろんなところにあるのでご安心を。

下記に4パターンをご紹介しますね。

①空港

空港のイラスト

例えばセブ島なら「マクタン空港」になるわけですが、空港の外にでると『Smart』などの小さなお店(日本の駅のホームの売店な感じ)があります。ここでSIM登録の依頼が可能。

こうやって、いきなり空港で出来ると便利ですが、空港でのSIM設定ショップは旅行者が列をなしていたり、空いていても時間がかかることもあるのでちょっと注意です。あとキャリア(通信会社。後で紹介します)の特長を知らないまま契約もちょっと怖いですよね。なので第一候補ではない感じ。

②ショッピングモールの「ブース」

露店・ブース

これが最もわかりやすいです。フィリピンと言えば、なんでもかんでも「ショッピングモール」に集まる国。そしてこの「SIM登録」もその例に漏れず。ショッピングモールと言ってもその規模は巨大ですよ。その巨大モールのいわゆる廊下には、いろいろなお店が露店=ブースを出しています。テナント型でなく、通路にあるかたち。名前は例えば「ローディング・ステーション(Loading Station)」とか。

こういったブース型の小さな簡易店舗に、アイス屋さんや簡易的なコーヒー屋や駄菓子屋にまぎれて「SIMカードを買えて」「さらに、スマホ設定してくれるミニショップ」があるんです。ここでSIM登録の依頼をするのが留学生などの間では主流。モールが近くにある留学学校とかホテルに泊まったら、すぐ近所のモールへ行きましょう。全部やってくれますよ。

③ショッピングモール『Smart』『Globe』公式ショップ

ブース

フィリピンでは特にキャリア(通信会社)では『Smart(スマート)』『Globe(グローブ)』が双璧。これらのテナント型のお店は日本で言う「ドコモショップ」のような店構え。このショップでやってくれることがあります。ただ、販売専門(スマホ販売や家庭用のインターネット契約のみやっている)のお店が多いので注意です。店員さんがヒマならアドバイスくれるかも….くらいで。

③ショッピングモールの「スマホ屋」さん

スマホ屋

一見普通のスマホ屋さんでも「SIM登録やっているよ」というお店もあり。店の中に入らないとわからないので、上記②③が見当たらない場合はこの手もあり。なんとなく「地味なお店ほど、サイドビジネスでSIM登録もやっている」印象。スマホの中古屋さんとかも含め。

なぜなら、彼らの店は「スマホ買ってね、ついでに100ペソでSIMも登録するよ」なんていう流れでサービスをしているからなんですね。お店に張り紙などがなくても「SIM登録だけでも、お金払えばやってくれるの?」を聞いてみましょう。

フィリピンでのSIMカード設定【5ステップ】

スマートフォンでアクティベート完了を待つ人

前段落で「結論(=専用のお店でSIM登録をしてもらう)」を把握したところで。

「じゃあ、どうやって、やってもらうの?」「手順は?必要なものはなに?」などを、5ステップに分けて見ていきましょう。

特に日本人などの我々「外国人」は、ただ飛び込みでSIM設定を依頼してもやってくれるわけでないんですね。もちろんそれはフィリピン人も同じで、身分証明書などは必要。特に外国人はプラスアルファで必要なものもあったり。

では、準備しておくものをご紹介しますね。

【ステップ①】まず自分のスマホのスペックをチェック

SIMの登録は、スマホが「一定の基準」を満たしてないとできません。

あなたのスマホは基準を満たしているかチェックです。

1)SIMフリーのスマホであること

スマホを持つ人

ドコモやソフトバンクで契約したそのままのスマホだとSIM設定できません。

日本を出る前に「SIMロックの解除」をしておき「SIMフリーのスマホ」にしておきます。

2)4G・5G・LTEのスマホであること

5Gスマホのイラスト

スマホは「4G・LTE」対応でしょうか。もちろん5GもOKです。3G以下は無理というのがほとんどなので要注意。

【ステップ②】身分証明・滞在予定等の証明を揃える

どんなお店であれ、依頼する場合に必要なものを記載します。

1)パスポート

日本のパスポート

外国人旅行者や留学生の「身分証明書=ID」それがパスポート。忘れずに持っていきましょう。

2)帰りの航空券(のキャプチャ画面)

航空券

画面のキャプチャでいいので、航空便の購入後の画面をスマホに持っておきます。便名が日程がわかればOK。(求められない場合もあります)

3)滞在場所の住所(のキャプチャ画面)

住所

ホテルやコンドミニアム、寮などの「住所」をスマホに入れておきます。(求められない場合や詳細がわからずでもOKなこともあります)

【ステップ③】キャリア(通信会社)を決める

Smart社とGlobe社のロゴマーク

日本で言う「ドコモやソフトバンクなど決める」かたち。例えばセブ島留学ならばおすすめは『Smart(スマート)』です。『Globe(グローブ)』もユーザーが多いですが、アプリのプランのお得度もややSmartに軍配な感じで、セブシティでは電波もSmartが有力な印象。

実際はセブでもマニラでもは「滞在エリア・行動エリアによる」のはあるですが、Smartは都心部に強く田舎はGlobeという話を聞くこともあります。モールに行く前にあせらず、ホテルや滞在先の人におすすめを聞いてみるといいかも。

【ステップ④】SIMカード設定してくれる「お店」に行く

SIM登録をやってくれるブース

はい、ここは前段落でご説明した①②③④(空港やショッピングモールの各所)いずれの場所でやってもらいます。王道としてはモールに行って、SIM登録のブースを探しましょう(電気屋・スマホ屋付近にこれ系の露店多い)。公式ショップやスマホ屋さんに聞いてみるのもOKです。

【ステップ⑤】最後の開通確認は自分で

SIM設定終わって喜ぶ人

次段落に記載してますが、SIM登録後は完了まで時間かかることもあるので、最後の開通確認や承認などがある場合は、自分で確認または承認などを行います。

SIM登録後の開通は5分〜数時間〜数日待つことも

ムーベンピックホテルのビーチ
(セブ島のモーベンピックホテルのビーチ)

「よし!SIM登録の委託も完了したし、これで使える!」とい思いたいところですが、設定が終わったあとに「開通までの待ち」があります。

スマホを返却してもらってすぐ使えることもありますが、5分や10分、あるいは2時間後などに「開通しました」のショートメールが来ることもあれば、翌日や翌々日に来ることもあります。

ざっくり言えるのは「SmartやGlobeの専門ショップでやれば開通が早い」「露店などブースでやるとやや待ち」なイメージ。ここはなんとも言えませんがやはり公式ショップは早いのかもですね。

また、やや面倒なのが「なんらかの注意事項」みたいのが来て開通しないことがあるケース。この場合は同じお店に持っていきましょう。下手に自分で触っても解決しないことも多いので。。。

委託してさえも手間が多め…な感じはあります、はい。

耐える時間があるのは辛いですが、開通まではなんとかWi-Fiが使えるお店などでしのぎましょうね…

開通したら「アプリ」を登録

フィリピンのSmart社とGlobe社のアプリのロゴ
(アプリのアイコン。左がSmart社・右がGlobe)

当然、各通信会社(SmartやGlobe)には便利な「スマホ用」アプリがあります。

開通して自分の電話番号をゲットしたら、さっそく電話番号と共にアプリを登録しましょうね。

これで、以降はロードカードを購入しないでも、アプリ内で月額プランを購入したり、大容量のギガプランなどをまとめ買いなどができるようになります。WISEカードやクレカを登録し、アプリ内購入が手軽でおすすめです。

ただし、クレジットカードによってはなぜかアプリ内でクレカ登録できないとか払えないとかあるので、その場合はアプリ内購入はあきらめ、ロードカードにて使いたい容量を購入します。

ロードカードの説明は下記です。

アプリを使わない人は「ロードカード」の購入を

SMARTのロードカードの画像
(ロードカードは価格も多種多様)

ネット&通話プランの購入は前述の「アプリ」がお手軽でオススメですが、クレジットカードを登録できないとか登録したくない人は「ロードカードを購入」します。

このロードカードも、スマホ設定をしてくれるお店で売っています。コンビニ含め、町の至いろんなところで売っている感じなので、これで「キャリア会社から使用プランを購入」できます。

SIM登録を終えてスマホが通話通信が可能な開通さえしていれば、このカードを通じてプランを購入できるんですね。

カードの使用方法は、外国人にもわかるように”カードの裏面”もカンタンな英語で「3~4ステップ」で書いています。手順のイメージとしては下記です。Smart社の例でご説明しますね。

  1. ショートメール(SMS)を使って
  2. 指定の宛先「214」 などの番号のみの宛先を入力(違和感あるけど指定数字を宛先に打ち込む)
  3. メッセージに「?1515」など指定の記号や数字を書いて送信
  4. 英語の返信がきて「あなたはこのプランを購入できました」というメッセージがくる
  5. 使用可能になる

どんなプランがいいの?

Smartのプラン表
(実際にSmartのショップでもらってきた月額のスマホプランのチラシ)

2025年4月現在のオススメは、Smartの「MAGiC DATA」です!

上記の写真でも確認できますが、

  1. 有効期限なし・299ペソ・06GB
  2. 有効期限なし・499ペソ・24GB
  3. 有効期限なし・699ペソ・36GB

こんな感じで、1ヶ月〜半年以上の留学にぴったりです。留学中はそこまで電話やSMSもしないと思うので、ネットがゴリゴリできればいいという人には特にオススメ。

「MAGiC DATA」はアプリ内から購入可能です。アプリ内でのカード払いなら、自宅でもすぐにスマホのアプリ内で「MAGiC DATA」を購入できるので便利。

SIMの登録ができない…そんなときは?

SIM登録のエラーが出ているスマホの画面

本記事でご紹介の、安全はやり方でSIMI登録を進めても…

「なぜか最後の開通ができてない」とか
「よくわからんメッセージが来て意味不明…」とか
「待っても最後の登録のフィニッシュが完了してない感じ」

などなどのトラブルは結構あります。。。それはsmartでもGlobeでも、他のキャリアでも。

もはやこれはスマホの仕様なのか、SIMの不具合なのか、はたまた本当はもっと待てば開通するのかは「不明」なことも多々。

こういった、フィリピンでのスマホSIM登録ができないのは、smartもGlobeでも珍しいことではないんですね。

そんなときのトラブルシューティングは…?

SIMの登録のトラブルシューティング

フィリピンでスマホのSIM登録が完了せずに落ち込む女性

SIM登録のトラブルシューティングは、以下です。

  1. SIMを買った店(露店・ブース)に持っていく
  2. 自分でアレコレいじらない
  3. 自力でSIM登録してた場合でも露店も持っていく
  4. 「SIMの書い直し」も想定する

以上です。

つまり「お店に持っていく」のが一番。

せっかく設定の9割を終えて、あとは自宅でアクティベーションの完了通知を待つだけなのに、もう一度モールに行くのは面倒くさい…のはわかりますが、やっぱりトラブルはプロに任せるのが一番。

あれこれ設定をいじってしまった後では、さすがのプロでもお手上げになることもあります。そうなってはスマホの初期化などの処置をしないと、元に戻せないことも。

「周りの友達はもう完了しているのに自分だけ完了しない」とか「明らかに時間経ちすぎている(3~5日など)」の場合は、SIMを買ったブースに戻って見てもらいましょう。お店の人に「なにも設定はいじってないよ」と言いつつ。それならお店の人も安心して設定などを見ることができるからです。

フィリピンでSIM登録ができない、スマホ設定が完了しないのは、決して珍しいことではありません。

「自分だけトラブルになっている!」と悲観せず「これがフィリピンあるあるか…」と冷静に受け止め、 自分でやろうとせず、手つかずのスマホを持ってすぐモールに向かいましょう…!!

これはブースでSIMを買ってない、独自で設定をしたけどうまくいかなった人も同様です。この場合は「SIMの書い直し」もあるかもですが、日本円でも約250円程度(約100ペソ)ですから、ここは割り切ってしまったほうが良さそうです。

プロは「smartのSIM登録ができない」とか「GlobeのSIM登録が完了しない」などのトラブル相談に慣れていますから、プロに依頼しましょうね…!!

SIM設定×快適なWi-Fi環境で最高のIT留学を!!

100日実践で活況のアクトハウス内の様子
(さまざまな年代や前職のIT未経験者がフリーランス実践やITスキル特訓をする)

フィリピンでのスマホのSIM登録、いかがでしたでしょうか。

フィリピンのIT留学「アクトハウス」ではスタッフが、このSIM設定に付き添い、留学生の皆さんをモールに先導いたします。なので安心してアクトハウスにいらしてください。もちろん、アクトハウスの住居内では快適なWi-Fiも完備。

そんなセブ島のアクトハウスは、

IT未経験者が、ゼロから「ITビジネスパーソン」としての経験や実践で経験も積める。

全くのビギナーがしっかり半年かけて、基礎から応用、さらにフリーランス実践=ノマドワーカーのリアルもOJTで学び体験することができます。

創立10年(2024年時点)のアクトハウスでは、

✅️日中はプロの日本人メンターから

✅️プログラミング

✅️デザイン

✅️ビジネス

の技術や知識の修得ができ、さらに

✅️100日間のフリーランス実践

そしてもちろん、留学なので、

✅️英語も毎日レッスン(英語講師はプロのフィリピン人先生)

で、学べるIT留学。英語も毎日、半年間ガッツリやるんですね。ITと英語の最強セット。海外就職をしている卒業生も普通にいます。

そんなセブ島の「IT留学のアクトハウス」では、オンラインでのトークにて相談や雑談も交え話すこともOK。そんなオンライン相談も予約はカンタン。口頭だと話もいろいろ進むのでこっちもおすすめですね。

なんと今、このオンライン個別相談は現在「朝7時から21時」まで予約可能。忙しい社会人や学生の方々のためにも、できるだけ幅広く設けているんです。

ちょっと質問したいな、セブ島のスタッフや卒業生と話をしてみたいなという方なども、こちらのバナーからどうぞ。

あと、LINEでかるめに聞きたい人は、下のボタンからどうぞ〜

※LINEは「AIボット」などではなく、担当者がしっかりご対応させていただいてます!

スマホのSIM設定ができるモール内のブース店舗
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