【2019年参加者インタビュー】プログラミング「だけ」では意味ないと分かった。

2019年12月期にIT留学のアクトハウスを卒業した田中伶弥さん(6ヶ月コース)へインタビューを行いました。

留学を決めた理由や勉強したこと、案件対応中のハプニングや裏話など。

赤裸々にお話ししていただきました。

 

プログラミング「だけ」では意味ないと分かった。

○まずは「アクトハウスを選んだ理由」を教えてください。

『はい、やはり「プログラミング・デザイン・英語・ビジネス」の4つの専門分野が学べるところです。「プログラミング」だけでは不十分。「デザイン」や「ビジネス」もこれからは必要になる、と注目していたので。プログラミングだけでなく、デザインやビジネス、英語も勉強できるのが決め手になりました。特にビジネスを学べる学校は、セブ島のアクトハウスしかなかったので。』

 

○実際の講座はどんな感じでした?

『プログラミング講座を受けて分かったのが、プログラミング「だけ」では意味がないということ。「プログラミング」だけでなく「デザイン」も学ぶから、コーディングをするときに、デザイン視点で考えることもできるし、デザイナーの意図をしっかり汲むこともできる。』

 

○プログラマーでもデザインの知識が必要なんですね。

『はい、デザイナーから回ってきたWebサイトのデザインにどれだけ意味を持たせることができるか。これが後々の検索順位にも関わってくることだし、次回メンテナンスするコーダーがやりやすいコーディングにもつながってくることを、実際の案件を通して学びました。』

 

「デザイン」でプログラミングの質を上げる。

○なるほど、デザイン観点からのコーディングと。

『はい、デザインの講座では、良いデザインは見栄えが良いだけでなく「❶エンドユーザーにとってのつかいやすさ」「❷コーダーにとっての構築のしやすさ」が揃って初めて良いデザインだなと学びました。デザインを学ぶと、実際に案件のコーディング作業中でも、「ここは等間隔でなく3ミリ違うけど大丈夫かな?」など、デザイン視点で気づくことがあるので、スムーズにデザイナーさんへ確認することができ、コーディングや仕事の質も向上しました。その意味でも「どれか1つや2つだけ」ではなく「複数の分野を横断的かつ専門的に学べる」という点は魅力的でしたね。』

 

○後半3ヶ月で挑戦した「案件」はどうでしょう?

『実際の案件では、とにかく分からないことだらけ。なので「調べる > 実践 > できない > 解決」をひたすら繰り返しながら進めていきました。時には1つのコードを書くのに2・3時間かかったこともあります。卒業後は1人でやっていかなければいけないので「まずは限界まで自分でやってみる」「それでも分からないければメンターさんへ質問する」という姿勢で臨みました。』

 

<「実践」で田中さんが経験した案件例>

❶セラピスト養成学校のHPコーディング(18P) 7万円
❷内装施工会社のHPコーディング (10P) 5万円
❸不動産会社HPコーディング (5P) 4万円
❹美容室HPコーディング (9P) 4万円
❺火災保険LP ワイヤーフレーム コーディング 2万円
❻美容室既存サイト改修 1件(進行中)

 

○かなりの種類の案件を経験されましたね。

『はい、案件をやっているとデザイナーとプログラマーで打ち合わせや確認事項などをすることが多く、やはりプログラマーでもデザインを知っていることは大事だなと。案件を通して「プログラミング」と「デザイン」を同時に勉強することがいかに大切か、実感しました。』

 

日本人メンター×フィリピン人講師の効率性

○その他の講座はどうでしたか?

『ビジネス講座では、現役の経営者から「お金」「会社」 「経営」「”マーケティング」などのリアルな話を聞けることは本当に役立ちました。アクトハウスのメンターは、現役のフリーランスやデザイナー、経営者の方々。私は将来的に起業を視野に入れてるので、一線で活躍している日本人メンターから直に教えてもらえる点は魅力的でした。』

 

○なるほど、セブ島でも日本人メンターなのは安心ですね。

『そうですね。案件をやってても不明点はどんどん出てくるので、日本語で質問できるのは助かりましたね。ビジネス講座では「新規事業計画」や「予算策定」の実践演習がありました。前職では仕事柄、経営者の方と接することが多かったので会社経営や資金繰り等の話には触れてましたが、実際にやろうとすると、その「難しさ」を改めて痛感して。実際にやってみることの大切さを感じました。』

 

○英語のレッスンはいかがでしたか?

『英語はフィリピン人の先生と個室でマンツーマンだったので、そこは英語漬けになる授業です。ITは日本人メンター、英語はフィリピン人講師というのはメリハリはあって効率良かったですね。』

 

「勉強する」のが当たり前の参加者たち

○ 実際にIT留学をしてみて、どうでした?
『一番よかったのは、同じ思いを持っている参加者に出会えたこと。大学生だったり社会人だったりとバックグランドは様々でしたが「自分を変えたい」「新たな経験を積みたい」という気持ちは共通して持っていて。留学中は自然と切磋琢磨できる環境ができていて「お互い高め合っているな」と感じました。』

 

○休日も勉強詰めでしたよね。(笑)

『そうですね(笑)、留学中は自分も含めて参加者の多くが、1日のほとんどを勉強に使っていました。』

 

○卒業後の進路は?
『将来的な目標として考えているのは「自分の実家(田舎)を盛り上げること」。現状の将来プランでは「一旦コーダーとして入社(1〜2年) > IT関連企業でディレクションまたは営業として入社 > IT × 農業を行っている企業への入社 > 起業」という感じかな。その他、地元の飲食店や美容院といった個人店舗を相手に、新規Webサイト制作、またはサイトリニューアルの営業をかけようとも思っています。』

 

 

<インタビュー終了>

 

IT留学のアクトハウス』ではプログラミング/英語/デザイン/ビジネスを全て学べます。
とくに「ビジネス」を日本人メンターからじっくり学べる数少ないIT留学学校となります。

将来後は、起業家や国内外フリーランス、IT企業へのキャリアチェンジやエンジニア、Webデザイナーとして活躍するなど卒業実績も豊富です。

気になった方はぜひチェックを。