はい、こちら、セブ島IT留学アクトハウス(acthouse)スタッフのKURIです。
いよいよ、2019年卒の就職活動のスケジュールが決まりました。
企業の選考開始は2018年6月からなので、それに伴い今年の3月から、エントリーやESの提出、書類選考などが始まるわけです。
大学生にとっては、人生最大の大勝負。この就職活動が成功するかしないかで、自分の人生が大きく変わってきます。
でも、、、ちょっと待ってください。
『ほんとにそのまま就職活動していいんですか?』
就職活動に向けて、インターンや試験対策など、今までしっかり準備してきた人も、
ずっとサークルや遊びに明け暮れ、今になってかなり焦りを感じている人も、
周りがやってるからって慌てて就職活動に走り出す前に、少し立ち止まって冷静になってみましょう。
- 就職活動するのが当たり前だと思ってませんか?
- 良い大学をでて、良い企業に入れば一生安泰だと思ってませんか?
- 何も考えず、ずっと周りに流されたままで大丈夫ですか?
- 日本の現状や世界で何が起こっているのか、ちゃんと見えていますか?
- 将来的に、どういう人が求められるかをしっかり把握してますか?
あまりになにも考えず、常識を疑わず、周りに流されたまま就職活動を続けたら、
たった一度の人生、一生後悔することになるかもしれません。
後悔をしたくないなら、
本当に、周りに流されたまま就職活動をした方がよいのか考えましょう。
日本は今どのような状態で、世界では何が起こっているのかを知りましょう。
その中で、これからの若者に何が求められているのかを理解しましょう。
別に「就職活動なんてしてはいけない」と言っているわけではありません。
ただ、周りがやっているからその方向に進むというのは、自分の進路を自分で決めずに他人に依存していますよね。
ここで一番伝えたいのは、『これからの自分の人生、どう生きていくか選ぶのは100%自分である』ということ。
中学、高校、大学と今までは、敷かれたレールの上をただ歩いていれば良いだけでしたが、大学を卒業した瞬間、その今まで歩いていたレールがなくなります。
どういう人生をたどるか、どのような生き方を選択するかはよく言えば自由、厳しく言ってしまうと自己責任ということですね。
社会人になるということは自分の人生に責任を持つということです。誰も人生の歩み方を教えてはくれません。
すべて自分で考え、疑い、調べて、納得し、勇気を持って進んでいかなければならないんです。
就職活動以外の道もある
就職活動以外にも、実は多くの道があります。
- フリーランス
- 起業
- 留学、ワーキングホリデー
- 大学院、あるいは海外の大学に進学
- 大学を休学する
- 公務員を目指して公務員試験を受ける
- 何もせずに数年間ふらふらする
- やりたいことを勉強しに専門学校に行く
- フリーターになる
- アクトハウスにいく(個人的に立派な選択肢のひとつだと思ってます笑)
考えただけでもこれだけあります。どれがいいとか悪いとかじゃありません。
ただこれだけの選択肢があるということを知っておいた方が良いということです。
このどれを選んでも構いませんが、選んだ未来に対しての責任は、私には取れません。
まぎれもない自分が責任を取るしかないんです。
なんとなく就職活動を行い、なんとなく受かった企業に入り、あとで後悔しても遅いですよね。だから周りに流されるまま、何も考えずに就職活動を行うのはやめた方が良いです。
周りにただ流されず、自分でしっかり考えて自分の人生を生きる。
真剣に考えた道であれば就職活動をしようとフリーターになろうと自分次第ということですね。
世界の若者は、厳しい競争環境にさらされながら日々成長している
日本では当たり前とされている就職活動。実は世界と比べると、かなり珍しいものなんです。
そもそも、日本のような新卒一括採用という考え方が、他の国にはありません。
海外の国々の若者はどのようにして就職をしているのでしょうか?
例えばアメリカ。
アメリカは、たとえ新卒であっても即戦力が求められます。大学生だからって甘く見ることは一切しないということですね。新卒の一括採用という制度もありません。
学生に求められているのは、何よりも優秀な成績や、専門性の高いスキルです。だから学生のうちにインターンを行い、企業とのコネクションを構築し、自分のスキルを高めなければなりません。
大学生のうちに自分のやりたいこと、専門性、即戦力となる武器を見つけるために一生懸命、勉強や体験に打ち込みます。
インターンや専門的な研究、勉強や課外活動を繰り返しながら、手強いライバルたちに打ち勝ち、厳しい就職競争に勝ち抜かなくてはなりません。
それに優秀な生徒の場合だと、はなから就職活動は考えておらず、進学して大学院に行き、より高度な専門性を高めたり、起業を目指す学生もいます。
大企業に就職することよりも、起業をすることがアメリカではすごいという考え方なのですね。
例えば韓国。
韓国の就職活動は、基本的には日本と同じ流れです。大学4年生になったら企業にエントリーをして、面接を行い、就職をします。
韓国と日本の就職との1番の違いは、ズバリ就職をすることの難しさ。
日本とは比べ物にならないくらい、ものすごく厳しい。
韓国の企業、特に日本で名前も知られているような大手企業に入るためのハードルが、非常に高く、その倍率は数百倍から数千倍にまでなると言われています。
高い英語力を求められることが多く、その基準はTOEIC800点以上。英語が出来ない生徒は面接さえ受けさせてもらえず、足切りにされます。
そのため韓国の大卒者就職率は50〜60%程度。日本の92%と比べるとどれだけ就職するのが難しいかが分かります。
韓国人の友達から聞いた話ですが、あまりの厳しさに「ヘル・コリア(地獄の韓国)」と韓国の学生たちが皮肉ってるくらい、とても難しいものなのです。
だから韓国人の学生は、日本の学生のようにサークルや遊びにあまり時間を使わず、大学1年の頃から就職活動のために自己を高めます。海外に留学をしたり、インターンをしたり、英語を勉強したり、とにかく就職活動に勝ち残るために必死で努力をするのです。
フィリピンで痛感した世界と日本の学生の圧倒的な差
現在私は、フィリピンのセブ島で仕事をしていますが、セブ島にきて以来、ずっと痛感していることがあります。
それは、海外に留学している日本人の少なさです。
これは、実際に海外で暮らしてみると痛切に感じられることですね。
「若者の海外離れ」という言葉が聞かれるようになって久しいですが、今それを肌で感じています。
かたや、おとなりの韓国や中国からは、どんどん元気で、やる気ある若者が飛び出しています。
厳しい就職戦争を制して、良い企業に入るために、大学生のうちからどんどん海外に出て英語力を高め、自分を高めておこうと考える学生が多いからですね。
彼らと、話しているとその熱意と真剣さにいつも驚かされるとともに、「日本の若者は大丈夫か…..(自分も含めてだけど)」と不安も感じてしまうのです。
はっきり言ってしまうと海外の学生に比べると、日本の学生はまだまだ甘いと思います。
海外の環境に比べれば、日本の就職活動の方が、はるかに恵まれていて、日本に住むわたしたちは手厚く扱われているんです。
「別に、海外のことなんてどうでもいいじゃん」
「日本で仕事して、日本に住むんだから関係ない」
と思う方もいるかもしれませんが、実はそう気楽に考えるわけにもいかなくなってきているんですよ。
これからはグローバルの時代
日本の市場はもうすでに頭打ち。日本の人口もどんどん減少しており今後、日本の市場が拡大していくことは難しいでしょう。日本のどこの企業も、もはや海外の市場を開拓していかなければならないのです。だから自然と海外の企業と戦うことになります。
熾烈な競争を勝ち抜いてきた世界のライバルたちとガチンコ勝負をしなくてはならないのです。
しかも今、韓国では大学生が日本の企業に就職するという動きが出てきています。日本の採用システムは韓国と違って厳しくないために、「日本で就職したい」と思う学生が増えてきたからですね。
そうすると韓国の優秀な学生たちが日本の就職活動に流れ込んでくるわけですよ。
やばくないですか??
世界で、いま起こっていること
就職活動をするにしろ、別の道をさがすにしろ、大事なことは自分で道を選ぶということです。
自分で正しい道を選択するには、日本や世界で起きていること、これから起こることについて知ることが、とても重要です。
仮想通貨のひとつとして今話題のビットコインやフィンテックという世界的な動き
北朝鮮の異例な歩み寄りから生まれた、北朝鮮と韓国による2年ぶりの南北会談
トランプ大統領によるアフリカなどを侮辱するような失言や支持率の低下など、、、
世界では、毎分毎秒、今この瞬間でさえ、色々なことが各地で起こっています。これからは情報技術の発展により、ますます世界の流れは加速していくでしょう。
知ってましたか?
日本の誇れる大企業、世界のトヨタはもはや車を売ってはいません。
だた車を作って、売っているだけではもう企業として存続できない時代になっているからです。
モビリティサービスという、移動の自由を人々に与えるという今までのトヨタになかった、全く新しいサービスの商品化に乗り出しています。
これは、カーシェアや車の価値観の変化、AIや情報技術、IOTの急速な発展などで時代が変化したことが背景です。
このように世界は、日々めまぐるしく変化をしています。
その変化を知り、今世界で起きていることを知り、これからどんな未来が待っているのかを考える。
その未来では、どのような能力が必要となるのか、どのような人材が生き残るのかを想像してみる。
このような思考を持つ必要があると私は思います。
これからどのような人材が求められるのか
それでは、これからどのような人材が求められるのか?
私は、
「自ら考えて自主的に行動することができるひと」
だと思います。
お隣の韓国や中国、東南アジアなどの新興国がどんどん力を増していき急成長しています。このままでは日本はいずれ抜かされるでしょう。
期間内の付加価値の総額を表すGDP(国内総生産)では、ながらくアメリカに次いで2位の座を守ってきた日本でしたが、ついに中国に抜かされてしまいましたよね。
人口が減少していく中で、これからの日本が世界のライバルと戦っていくには、一人一人がしっかりと考えて自主的に行動していかなければなりません。
ただ何も考えず、来た仕事をやってればいいという時代ではありません。これからは自分で仕事を作っていかないと仕事が来ないのです。
よく指示待ち人間と言われることもありますが、今の若い人には、この自ら考えて自主的に行動するという姿勢が足りないように思います。
だから、これからは、何も考えずに周りに流されるのではなく、しっかり自分で考え、自分で決断していきましょう。
私が働いているアクトハウスでも、独自の実践的なカリキュラムを通じて、これからの時代に求められる人材を育成しています。
留学に来た多くの生徒たちが、卒業後「自ら考えて自主的に行動することができるひと」へと成長していきました。
▶︎周りに流されるまま、自分の人生を選ぶのをやめる。
▶︎本当に自分にとって重要なのはなんなのか、立ち止まって考えてみる。
このふたつを実践してみましょう。
もしかしたら就職活動以外の道が見えてくるかもしれません。
まとめ
いかかでしたか?
『これからの自分の人生、どう生きていくか選ぶのは100%自分である』
大学生を卒業した瞬間に、いままで引かれていたレールがなくなり、そこからの進路は100%自分で決めなくてはまりません。
だからこそ、就職活動を行うにしても、そのほかの道を探すにしても、自分の頭で考え、自分の責任で行動して欲しいと思っています。
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