ITや人工知能(AI)が発展していく中で、英語だけでなく、プログラミングやデザインも勉強できる「IT留学」が人気となりつつあります。
しかし人気だからといってよく考えず「IT留学」に行くと、失敗することも。
今回は「IT留学」にありがちな「落とし穴」をご紹介します。
これからの時代に必要なスキルを学べる
IT留学では、英語の他にプログラミングやデザインなどのスキルを学べます。
特に人気なのが
「英語」×「プログラミング」
IT技術や人工知能(AI)が注目される中で、やはり「プログラミング」は人気スキルです。
実際、筆者が働いているIT留学アクトハウスでも毎年、「プログラミングを勉強したい」と参加する方が大勢います。
たしかに「英語」や「プログラミング」といったスキルを習得すれば、将来も安定できそうです。
しかし実はそこに、大きな落とし穴が。
「英語×プログラミング」だけでは不十分
実は「英語×プログラミング」だけでは、これからの時代は不十分です。
なぜなら「英語」「プログラミング」は単なるスキル(技術)で、本当に重要なのは「それらのスキルを使って、どう価値や利益を生み出すか」という能力だからです。
例えばサッカーで考えると
サッカーで例えると、スキル(技術)とは「ドリブルの技術」「シュート決定力」「パスの正確さ」など。
でもいくら個々のスキルが高くても試合には勝てませんよね。試合に勝つためには、個々のスキルをどのように活かして試合に勝つか、という「戦略」が必要です。
だから、「英語」「プログラミング」というスキルだけでは不十分。
大事なのは、スキル(技術)を活用し、いかに会社に貢献できるか、お金を生み出せるか(=戦略)です。
スキル(技術)だけでも就職できるが
スキル(技術)だけ高くても就職することはできます。IT人材はどこも不足しているからです。しかし、企業では下っ端として、末端の作業をやらされることも。
毎日ひたすらコードを書いたり、バナーを作ったり。
自分じゃなくてもできるルーティーン作業が繰り返されます。給料もいつまでたっても上がらないまま。そして切り捨てられることも多い。
だからこそ、IT留学で英語やプログラミングを学んだだけで「これで大丈夫だ!」と安心してはいけません。
「スキル(技術)を使ってお金を生み出す能力」を手に入れる必要があるのです。
大事なのは「ビジネススキル」
スキル(技術)を使って、価値や利益を生み出すには、何が必要でしょうか。
答えはカンタン、
ずばり「ビジネススキル」です。
「ビジネススキル」さえあれば
企業では利益を生み出す人材として重宝されます。またみずから起業してゼロから資産を生み出すことも可能です。
たとえ末端の作業員として働いていても、コーディングの作業フローを見直して効率化したり、デザイン制作コストの削減アイデアを提案することもできますね。
ビジネススキルとは
財務力であり、
計画力であり、
創造力であり、
実行力であり、
課題発見力であり、
マーケティング力であり、
新たな価値、利益を生み出すための能力と言えます。
『IT留学+ビジネススキル』という切り札
「IT留学」でプログラミングなどのスキルを勉強したら、そのあとは「ビジネススキル」を学び、お金を生み出せる能力を鍛えていく、という流れがオススメです。
ビジネススキルを学ぶには
- 日本のビジネススクールに通う
- ビジネス書籍を購入して独学
- 海外のビジネス学科の大学院に通う
- 実際の仕事の中で経験として学んでいく
など、方法は色々ありますね。
まさに『IT留学+ビジネススキル』こそが、これからの時代に求められる切り札と言えるでしょう。
経済産業省でも
経済産業省が平成30年2月に発表した資料「人生100年時代の社会人基礎力」でもビジネススキルについての重要性を示しています。
出典:経済産業省「人生100年時代の社会人基礎力」(平成30年2月)
上図にある通り、課題発見力や計画力、実行力など、さまざまなビジネススキルが必要ということですね。
しかもそれらの能力は、
「人生100年時代」や「第四次産業革命」の下で、[中略]
むしろその重要性を増しており、
出典:経済産業省 「人生100年時代の社会人基礎力」(平成30年2月)
として、今の時代に、ビジネススキルがますます重要になることを示しています。
『IT留学+ビジネススキル』で、求められる人材へ
これからの時代、ITや英語のスキルはどんどん重要になります。しかしその一方で、一番大事な「ビジネススキル」も忘れてはいけない大事な能力です。
両方を学んではじめて、社会に求められる人材になることができます。
『IT留学アクトハウス』ではビジネス/プログラミング/英語/デザインを学べます。
とくに「ビジネス」を日本人メンターからじっくり学べる数少ないIT留学学校となります。
将来後は、起業家や国内外フリーランス、IT企業へのキャリアチェンジやエンジニア、Webデザイナーとして活躍するなど卒業実績も豊富です。
気になった方は、下からぜひチェックを。