【②後編】さらに聞いた!勉強会『Design Night』主催の生徒さんを取材!

【後編】アクトハウスの生徒さん有志の勉強会を取材!!

ということで「Design Night」の狙いなどを聞いた「前編インタビュー(開催コンセプトのお話)」の続編です。

本記事は「イベントの波及効果や今後を聞いた【後編】」として、さっそくいってみます…!!

貴重な情報交換、スキルシェアの場として機能


(主催者の部屋ではプログラミング勉強の「もくもく会」なども開催している)

■質問「現在、Design Nightの3回目を終えての感想や学び、収穫は?」

「初回、2回目、3回目と回数を重ねるにつれて、3人、4人、5人と参加者が増えてきました。発表者の数も増えてきて、次回は6人による7テーマの発表が予定されているんですよ。他者の視点から見た気づきや驚きに触れることは相変わらずいい刺激になっています」

■質問「こういった場がないと出来ない会話や情報交換もありそうですもんね」

「そうですね、アウトプットでいうと、今回は、参加メンバーが告知用のバナーを作ってくれました。こういう自発的なアウトプットの場を作れているのが大きな収穫だと思います。自分の知見が広がることや学習のモチベーションを保てることなど、得られることはたくさんあります。しかし、それらよりも『どのような場なら参加者が多様な学びを多く得られるのか』という問いに向き合って、企画や進行を含む場づくりを考える経験をできているのはありがたいなと思います」

チームでデザインする人たち

■質問「参加者はどんな感想を?」

「古参の参加者に感想を尋ねてみたところ『フォントに対する意識が変わった』と言っていました。私がフォントに関する発表を毎回一枠ずつしているのですが、彼は、それらを聞いてフォントそれぞれの特徴があることを知り、意識して使い分けていこうと思ったそうです」

■質問「それは素晴らしい…」

「自分の学びたいこと・興味あることを調べたり、実際に手を動かしてつくったりしたものが、別の人にとっては新たな気づきや視点として得られるものになっているのがいいなと思っています」

デザインへの踏み込み、これまでにない会話も


(開催後、みんなで食べに行ったクラフトビール店でのハンバーガー)
■質問「開催を続けていての、印象的なエピソードは?」

「一番印象に残っているのは、初回のDesign Nightが終わって、ハンバーガーを一緒に食べに行ったときです。時間としてはDesign Nightは終了していて、外に夜ごはんを食べにきたのに、自然とデザインに関する話題が交わされていました」

■質問「自然発生的に…いいですね」

「加えて、デザインに対する興味の強いルームメート二人が、日常的にデザインについて会話するようになるという変化も起こりました。パソコンの画面を見せ合って”これつくってみたんですけど”とフィードバックを求めるシーンをよく見ます。新旧メンバーのシェア生活も一ヶ月経ち、共に過ごす時間が増えたことで話しやすい関係が形成されたなど他の要因もあると思いますが、デザイン談義が交わされる光景が日常となったのは、個人的にいいなと思っています」


(開催とセットで、主催者が手作りカレーを振る舞うことも。食を通したコミュニケーション)

■質問「やってみるものですね…」

「Design Night以外の機会にも『ごはん会』は10回以上実施しているのですが、3ヶ月毎に多様なバックグラウンドを持つメンバーが入れ替わる環境下では、共通のことば(共通の時間)を持つことが難しく、Deepな話ができる関係構築が難しいです。サシでごはんを食べに行き、一対一で話すことが一番効果的だと感じていますが、可処分時間(生活や学習に必要な時間を除いて自由に使える時間)は限られています」

■質問「みんな時間ないなかで勉強してますもんね」

「ですね。そんな中でも、先ほど述べたような変化は、デザインに関する共通の興味のもと共に過ごした時間が、他のメンバーと通じる”ことば”を増やし、学習に対してポジティブな影響を与えたのではないかと考えています」

今後のDesign Nightの企画やビジョンは?

■質問「次回以降の想定、ビジョンは?」

「いろいろ考えていて。メンターや運営メンバーも参加する会があってもいいなと思っています。いつもとは違う特別感が生まれて刺激になりますし、普段は『教える-教わるの関係』が『学び合う関係』になる時間があってもいいのではないかと思っています。早速先日、デザインのメンターにお声がけさせていただきました」

■質問「継続しているからこそ、企画が連動的に生まれているんですね」

「もうひとつ、 今後のビジョンとして、まずは、生徒が期に寄らず『全員参加したことがある状態』を目指しています。日曜の夕方という比較的予定が入りづらい日時設定をしていますが、休日であることには変わりありません。だから、毎週参加できないのは織り込み済みです。加えて、1月期のメンバーがデザインの面白さに気づいたり、興味が湧いていくのはこれからもっと講義等で知識を増やしつつ、それらを応用して自分でつくる経験が増えてからなのかなとも思っていて」

■質問「そうか、もともと期をまたいだ交流でもあるんですもんね」

「ですね。しかし、残り約2ヶ月間で一度も参加したことがないメンバーがいた場合、それはこちら側が魅力的な学習環境を作れていないとも言えると思います。どういうコンテンツを用意して、どういう見せ方をするのか、未参加の生徒が参加したくなる場はどういう場なのかを引き続き思考し続ける必要があります」

スマホデザインする手

■質問「なるほどなるほど、企画運営側として、そういった難しさもあると…」

「とはいえ、一番大切なのは『参加者がポジティブな感情でDesign Nightを過ごし、ついデザインのことを考えてしまう日常が生まれること』だと思うので、そのゴールを目指してこれからも細かくコミュニケーションをとっていきたいと思っていますね」

■質問「参加者の自己発電も生み出したい感じですね」

「そうなんです。なんか『前の人がやっていたから今期もやろう』というのではなく『前自分たちが参加して実際に楽しかったから、今期は自分たちが企画や運営をやろう』とか『発表機会があることで学習が深まったから、今後も継続してやりたい』みたいなポジティブな理由で今後も引き継がれていくといいなと思ってます。そのためにも、自分ができることをどんどん試してやっていきます」

■質問「素晴らしいお話をありがとうございました、Design Nightに今後も注目していきたいです!」

「とんでもないです、インタビューに回答させてもらうことで、自分の中でも整理整頓が改めて出来たかなと感謝しています。こちらこそ貴重な機会を、ありがとうございました!みなさん、興味が湧いたらぜひDesign Nightお越しください(笑)」

【完】

※もし【前編】を読んでない方がいたら、以下のバナーからどうぞ。

【①前編】生徒さん企画の勉強会『Design Night』主催者にインタビュー!

(インタビュー:アクトハウス編集部)

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2024年12月卒業組

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インタビューに答えるDesign Nightの主催者の作業中の表情
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