デザイン初心者がプレゼン!? 刺激と学びの「実務課題」に潜入。

実務課題。デザインをプレゼンし「人に伝える」

ロゴをプレゼンするそれぞれのメンバー

今回も「セブ島の現場」からアクトハウスをレポートです!

到着から約1ヶ月経った「2025年1月期の今」を、さっそく見ていきましょう。

アクトハウスの教室では今日も、メンバー(参加者)たちがパソコンに向かって試行錯誤中。そんなメンバーたちがセブに来て1ヶ月の節目に、ちょっと大変かもなミッションが…!!

それは「とある店舗のロゴマークを作成し、プレゼンすること」

デザイン初心者が、たった1ヶ月でクリエイティブ=ロゴを作り、それをプレゼンしなければならない…。

「え、いきなりプレゼン!?」と驚く人もいるかもしれませんが、これこそがアクトハウスの日常でもあります。アクトハウスと言えば、半年コースで繰り広げられる「フリーランスの100日実践」が有名ですよね。

今回のこの「プレゼン」は、あの100日実践までではないにしろ、、、通常のWEB制作会社や、IT企業では日常茶飯事に行われるとても大事なもの。

フリーランス独立やIT業界転職のための「実務課題」

デザインのプレゼンの様子

自分の創作物を、プロのクリエイターやコンサルタントの前で説明をし、さらにそこでレビューをもらうという今回の「実務的な課題」。

こういったプレゼンは、企業ではディレクターを中心に、毎日のように行われている「当たり前の風景」のようなもの。

アクトハウスでは、プロのクリエイターが講師として常駐していますので、デザイン、プログラミング、そしてマーケティングや経営・営業視点の3方向から、しかもそれをWEBとブランディング&マーケ軸で批評を受けることができます。参加者の方々の将来(フリーランス独立やIT企業への転職)を見据えた、実務の練習です。

つまり、単なる内輪の発表会になることを徹底的に避け、参加者の血となり肉となるための経験に落とし込む狙いがあります。深いぜ、アクトハウス…。

プレゼン(説明)ができてこそ、ビジネス。

会議でのプレゼン

当日のレポートに進むまえに、ちょっと前提を説明しますね。

エンジニアというと、なんとなく「作るだけの人」ってイメージを持っていませんか…?

しかしこの時代、リアルのプレゼンはもちろん、オンラインミーティングでの長時間の説明、あるいは社内外のSNSでのテキスト解説など、至る所で「伝える力=プレゼンスキル」が求められています。

オンラインでのプレゼン

デザインでも、企画でも、時にコーディングでも。

そのクリエイティブの狙いはどこにあるのか?どういう前提でそれは作られているのか?それらを伝え、さらに相手が納得や共感をしてこそ、始めてその制作物は世に放たれ、そのあとやっと「報酬」となってかえってくるんです。長い道のりなんですね、稼ぐって。。。これはどの商売でもそう。

自分がお客さんや社内に対して「作ったもの・考えていることをプレゼンテーションする」というのは、IT業界に限らずとも、ビジネスでは必須のスキルなんですね。

で、今回はその題材を「ロゴマーク」にしたわけです。ん?なんでロゴ?

なぜ題材が「ロゴマーク」なのか?

世界の企業のロゴマーク

もしかしたら、これを読んでいる方の中には「自分はデザイナーになりたいわけでもないから、ロゴでプレゼンとかは必要ないかな」と思っている方がいるかも?

実は、この課題の本質は「ロゴ」自体も当然大事なポイントなのですが、

  1. 顧客が出してくるふわっとした条件を、
  2. 自分でなんとか形にしてみて、
  3. それを資料化し、
  4. なおかつ人に説明できること。

以上に重きを置いています。これはロゴに限らず、どんなクリエイティブにも求められるスキルだからなんですね。

同時になぜロゴかというと、それは、

秒で人に伝わるから

というのがあります。長尺なWEBページだとどうしても時間もかかり、また「このエリアは良かったけど、この部分は…」などレビューも広範囲になるからです。

しかしロゴだと、それは相手にも直感的に伝わり、説明は簡潔になり、制作側×評価側×オーディエンス側の感想や議論も1点に集中でき、シンプルに進行できるゆえ。

そしてもちろん、ロゴはデザインツールの基礎的・応用的な練習にもなり、また企業ブランディングの象徴でもあるため。ビジネスにおいて非常に重要な要素でもあるというのは言うまでもありません。

アクトハウスとして「ロゴ」を選定しているのは、いろいろな深い理由があるんですね。

潜入!プレゼンの当日の様子は?

ロゴプレゼンの様子

と、いうことで、ではでは「アクトハウスのロゴプレゼン」の様子や、その狙いのより深いところに入っていこうと思います。

当日は、上の写真の通り、座れるところに座って、そして真剣にプレゼンターのクリエイティブを聞き、それぞれが最後に感想、レビューを伝えていく形式。

各自が「2案」づつ持ち寄り、人によっては3案作ってきた方も。土台となる前提条件は共通ながら、各自のロゴマークはそれぞれが活き活きとしており、1ヶ月でこのクオリティまで持ってこれたのかと関心するばかりでした。

2案の制作というのは大変時間がかかることで、その苦労が滲み出ています。

そして、ロゴマークそのものもそうですが、そこに込められたコンセプト〜デザインへの落とし込みがとても説得力のあるものであったのも驚き。いろいろな改善点や勉強していく課題はあれど、現時点での力を出し切る=積極的なアウトプットは、成長には欠かせません。勉強と並行し、無理にでも経験を獲りにいく。

そして、やはり自分が作ったものは「ちゃんと伝えたい」というのがプレゼンの根源にあると、自然と説得力も増してくるのだなとも。

さらに、きちんとその説明が「資料化」され、テキストとしてモニターに投影されているのもポイント。こういった文章に書き起こす作業も、とっても手間だからゆえ、努力の結晶であることは観る側にもしっかり伝わってきました。

「伝える力」は現代エンジニアの必須スキル

プレゼンをするメンバー

アクトハウスはただスキルを教えるだけのスクールではなく、「実践で通用するスキル」を教えることを大切にしています。

”実践で通用するスキル” とはなんでしょう?

Illustratorを使ってロゴを作成できるようになる、Photoshopを使っての画像編集やFigmaでのWEBデザインができるようになるだけでは、不十分なんですね。

1人のクリエイターとして、意図を持った制作ができているか?それをきちんと伝えることができるか?

思考力や表現についてもアクトハウスでは切り込んでいきます。

「作ったあと」が大事

プレゼンのイメージのイラスト

デザイナーでもプログラマーでも。

実際の仕事現場では作ったものをクライアントに伝えてOKをもらうとか、上司にプレゼンし許可を得るとか、制作以外にもやることがたくさんありますよね?

そう、実は作ったあとのほうが工程も多く、大変なんです。例えばレストランでも、ただ調理場で料理を完成させても終わりではないですよね。メニューに載せてもらい、それがたくさんオーダーされ、売上が上がってこそ「仕事」です。つまり「クリエイティブを機能」させないといけない。

こういった「ライブで、リアルの場で創作物の狙いや魅力伝える」のは、オンラインスクールなどではあまりないカリキュラムでしょう。(そもそもオンラインでは実現できないですが…)

セブに来てまだ1ヶ月となると、ちょっと早い気もするかもですが、このタイミングで発表を経験することで、前述のような「制作以外の大切なこと」に気づくきっかけができます。

足りないことに早く気づけば、ここから残り5ヶ月の成長速度に加速がつく。みんな最初は自信がない、けれども実務に入るとそんなこと言ってられない、やるしかない、やって分かるとういうやつ。自己発電ってやつですね。

講座内ならいくら失敗してもいいし、心配するだけ成長の機会が増えます!アクトハウスではとにかく「現場に出る前に失敗や手応えをつかんで欲しい」という気持ち。

「習うより慣れろ」という言葉がありますが、アクトハウスでは「慣れつつ、習おう」という感じなんですね。

課題の具体的な内容は?

プレゼン当日の様子

それでは、課題の具体的な内容や、取り組み方のプロセスも見ておきましょう。

なかなか最初から緻密なプロセスを経ての発表は難しいものの、一定の経緯をまずは体験するのも今回の狙いです。

どんな課題だったの…?

課題に向き合う参加者たち

さて、メンバーのみんなが「どんなビジネス」のロゴマーク何を作ったか?

これはまだ制作の修得初期段階のため、非公開とさせていただきます。しかし、課題に選ばれたロゴにもデザインメンターの明確な意図があり。それは…

  • 日本でも最もメジャーな商売のひとつ
  • どの年齢層の人も見慣れているビジネス

これらの理由から選定され、課題への取り組みやすさへの配慮もされているんですね。

どんなプロセスで取り組むの…?

課題に取り組む生徒のイメージ

  1. リサーチ & ヒアリング(ターゲット層の設定、コンセプトにそったイメージを考える)
  2. デザイン制作(配色、フォント、)
  3. プレゼン資料作成(ロゴの意図、デザインのこだわりをまとめる)
  4. 発表 & フィードバック(講師や他の生徒の前でプレゼン)

今回はメンターが独自に用意したヒアリングシートをもとにメンバーは制作を進めていきます。

デザインメンター「デザインは大前提、制限があるもの」

たった1ヶ月で得たスキルで、初めてクライアントからの要望(制限)があるなかで制作に取り掛かる1回目の大きな課題。

みんな苦戦してましたが各自2個〜3個のデザイン案を発表。

制限がある中でもそれぞれの個性が出ており1ヶ月の成長がしっかりと確実にでていました。(みんなは同じレベルの仲間がいるのでそうは思っていない…. これは毎期そうなんですが、良い意味でストイックになれてます笑)

現役プロからの手厚いフィードバック!!

デザインを批評するメンター

レビューは、主に講師であるメンター、そして先輩の期が行います。

デザイン講師はもちろんのこと、元々デザイナーとして活躍していたプログラミングメンター(二刀流!)、そしてビジネス講座を担当しているアクトハウスの代表(ディレクター、マーケッター、ブランディングストラテジスト、経営、企画、営業等のキャリア)に加え、この課題を経験した先輩期のメンバー。

様々な目線でのフィードバックは、とても熱い時間でしたね。

中でも、代表からのフィードバックは一人ひとり、すべての各案に行われ、その夜にはテキストでそのレビューや簡易資料もシェア。

デザイン部分での細かなフィードバックは、もちろんデザインメンターからも。プログラミングメンターさんからが総合的かつポジティブなレビューもいただけました。

Web業界に必要な知識をもった別種の超絶現役プロのメンター陣(40代以上で経験も豊富)がいるからこそ実現できる、貴重な体験。。。(こんなスクール、マジでないと思う)

受講生インタビュー「実際にやってみてどうだった?」

生徒のインタビューの写真

そんなプレゼンを終えてみて、1月期のメンバーにインタビューしちゃいました!

せっかくなので、ちょっと会話形式でお届けします〜

ではいってみましょう!

アクトハウス
ロゴをデザインをするうえで1番意識したポイントは?
メンバーA君
ヒアリングシートに沿うこと、クライアントの理念などを理解したうえで自分のデザインに落とし込むところですかね。ヒヤリングシートに完全に従うだけだと自分じゃなくてもいいと思ってしまうので、制限がある中でも自分の想いをのせることは大切にし、それをプレゼンでも伝えるようにしました。
アクトハウス
今回の課題を通して反省した点とかある?
メンバーA君
プレゼンのとこです!
自分のプレゼンは「説明」っぽくなってしまったなと終わってから感じました。
プレゼンをどうスタートするのか、本当に頭の中にあったことをどう言語化してその良さをどう表現するのか、早い段階でこれがいかに大事で難しいことかに気づけたことは良かったと思います。
アクトハウス
授業後、自主的に他のメンバーをサポートしてくれていたと聞きましたが、人に教えることで自分自身の学びや気づきもありましたか?
メンバーA君
そうですね、僕はデザインの勉強をした経験があるので大丈夫でしたが、
他のメンバーはツールの使い方にまだ慣れてなくてアウトプットに時間がかかってしまった印象があります。(1ヶ月目ならそれが普通です笑)
もちろん「慣れ」は大事ですが、分からない部分をどう説明したら分かりやすいかなどは意識して教えていましたので、課題とは関係ないですが自分にとっての成長に繋がったかなと思います。

👦 インタビューの生徒さんご紹介 👦

実はこちらの生徒さん、アクトハウスに来る前にもデザインの学習をされていたのですが、自身の中での目標に達することができずに「もっと総体的なスキル」を求めアクトハウスに来てくださいました。

彼の中では、1ヶ月目は既に知っているツールを使っての復習期間となりましたが、以前の学習方法とは違い今回のようなプレゼンは ”初挑戦” だったそうで、意外にも緊張をしていたそうです。

すでにできることを学ぶ中でも、自分の未体験ゾーンに積極的に飛び込んでいくチャレンジ精神。素晴らしい…

🎤 取材してみての感想 🎤

同じ場所に住み、同じ授業を受け、全員がアクトハウスの仲間となるこの6ヶ月間、自主的にメンバー同士で助け合いが生まれることは非常に嬉しく、貴重な時間となり、また何よりも大事なこの ”人間性” は今後の生徒さんの武器になっていくと感じました。

多くのIT初心者や、様々なレベルの方がくるアクトハウスでは柔軟にサポート方法を変えていくのも強みだなとも再確認。

完全未経験の参加者がほとんどなので、現状のレベルは一切気にせず、ぜひアクトハウスに飛び込みいろいろなことに挑戦してみてください!

オンラインの個別相談も毎日行っています、気になった方は気軽にお問い合わせくださいませ!

まとめ「アクトハウスは実務と実践の宝庫である」

アクトハウスのインスタグラム

いかがでしたでしょうか。

アクトハウスでは、ちょっとした講座内の発表に関しても、ただの発表会では終わらせず、そこには狙いや成長の願いがあったり、批評もWEB会社で行われる本番さながらで「実務な課題」として実施されます。

良いところと、そして改善もしていけそうな点を伝えて、個人個人の個性を伸ばす。同時に、ビジネスの世界での「言語化されてない、見えないルールや鉄則」もシェアされる。

だからこそ、中長期で意味を持ってくる知見となってくるんですね。

まさに、実務と実践の宝庫…!!

「作るだけ」じゃなく、「伝える力」も身につけよう!

プレゼンをし合う仲間

アクトハウスのデザイン課題は、ただ作って終わりではなく、「伝える力」を伸ばすことまで考えられているのが特徴。
デザインスキルだけでなく、実務で必要な視点も現役フリーランスのメンター陣から教わることができるのが他のスクールにはない強みです。

完全未経験の方でも、確実に成長できる環境が整っています。

これからデザイン・プログラミングを学びたい人、実務レベルのスキルを身につけたい人は、ぜひアクトハウスのカリキュラムをチェックしてみてね!

個別相談は「土日祝」も毎日「21時まで予約可能」!

2024年12月卒業組

本格講座、実践重視の「IT留学のアクトハウス」では、オンラインの個別相談も毎日行っています。

プログラミングの初心者、ITの初学者が確実に伸びることができ、IT転職や独立ができる場所。

なんと今、オンライン個別相談は「朝7時から21時」まで予約可能。忙しい社会人や学生の方々のためにも、できるだけ幅広く設けているんです。

ちょっと質問したいな、セブ島のスタッフや卒業生と話をしてみたいなという方なども、こちらのバナーからどうぞ。

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