な〜んで留学前に英語を勉強しておくといいの…?

 

どうもアクトハウスのインターン「まるちゃん」です。

 

セブ島の魅力は海やレジャーなのですが、物価が安いのも魅力の1つです。だからショッピングもかなりおすすめ!

 

最近、コロンという地区の138モールというところでナイキのシャツと短パンを250ペソ(=約600円)で購入しました。(もちろんニセモノですw)意外とクオリティは気になりません。なにはともあれ安いというのが嬉しい。

 

しかも、もう少し値切れるような雰囲気でした。250ペソでも安いのですが、もっと安く買いたい人は交渉してみるといいかもしれません。

 

本物のブランド品も中心部の有名なモールに行けば、買うことができます。でも、本物は日本で買うのと同じかそれ以上の値段がします。(いつかモールでのショッピングについての記事も書きます!!)

 

さて、今回はまるちゃんが生徒さんに聞いたり自身も勉強する中で感じた「なぜ留学前に英語を勉強しておくべきなのか。」ということについてお伝えします。

 

とりあえず留学すれば英語が身につくと思われている方はいらっしゃいます。しかし、そもそも下準備がないとスムーズに語学学校での勉強に入っていくことは絶対にできません。あなたのセブ島留学を成功させるためにもぜひ参考にしてください!

 

ではさっそくいきましょう!!

 

語学留学すれば英語がペラペラになる?

 

多くの方が勘違いされていますが、いくら海外で英語が身近にあるからといってセブ島留学のような3ヶ月や長くても半年程度の留学では英語力は劇的には変化しません。日本で事前に英語の学習をしてこなかった人は特にです。

 

もちろんセブ島、フィリピン以外の国でも同じことが言えると思います。いくら周りの英語の質が良くても自分の準備がダメなら同じことなんです。

 

逆に言えば、下準備をしっかりしてきた人は他の人よりも英語力が伸びると思います。これは実際にぼくもセブ島に来てみて感じていることです。

 

もちろん、短期間の留学でも英語を話すことに対する抵抗とか不安とかは無くなったり、小さくなるとは思います。しかし、英語力という点(とくにスピーキング、発音など)はあまり上達しないと思います。

 

*あくまで英語の事前学習ナシで、現地でも授業と課題だけこなしてあとは特に自習などしていない場合です。

 

せっかくご両親もしくは自分で稼いだお金で留学するわけですから、無駄にしたいと思っている人はいないはずです。ではどうすれば効率的に留学を通して英語力を向上できるのでしょうか?

 

【1, なぜ留学に英語を勉強するべきなのか】

 

アクトハウスも然り、セブ島留学のような英語留学というのはある程度は基本的な文法や語彙などを理解していることが大前提だと思います。

 

「え!英語わからないし、話せないから留学するんじゃん!」と思われるかもしれません。しかし、その状態で留学しても英語はなかなか伸びません。もしかしたらほとんど伸びないかもしれません。

 

なぜかというと、現地の語学学校では日本語で教えてくれるわけではないからです。最初の自己紹介から授業中、授業後のおしゃべりまで全てが英語です。教えてくれる先生がフィリピン人の方だからです。(当たり前ですがw)

 

もちろん、教科書も全て英語です。例えば、難しい慣用句や単語の説明は教科書の下に「英語で」説明があります。はたしてしっかりと理解できるでしょうか?

 

そんなに深く考えたことがないかもしれませんが、これはとても重要です。英語の基礎力のない留学生の多くがこの点に最初かなり苦労すると思います。

 

先生とのコミュニケーションも上手くとれないし、授業の内容もわからない。かと言って、わからない点を質問したいが何と英語で質問すればいいかわからない、もしくは知らない。これではせっかくの留学期間を無駄にしてしまいます。

 

ちなみに、ボディランゲージ、雰囲気などで伝わるのは何気ない普段の会話の時だけです。次の例を考えてみてください。

 

例)授業中によくあるシチュエーション

 

先生: この文章の中で形容詞ってどれ?

生徒: えーっと、これかな…

先生: ちがう、これだよ!

 

これはよくある場面だと思います。簡単な会話ですね。しかし、これは日本語で書いてあるから簡単に理解できたわけです。しかし、これが全て英語だったらどうでしょうか?

 

そもそも「形容詞」って英語で何ていうかわかりますか?他にも「前置詞」「名詞」「動詞」「疑問詞」などなど。わからないものがたくさんあると思います。(ぼくもわかりませんでした。)これらはよく英語の授業で使われる単語です。絶対に知っておくべきものです。

 

そして、この会話ではボディランゲージは全く意味を成さないというのは簡単にイメージできると思います。自身の英語力だけが頼りです。

 

もしあらかじめ英語を勉強していたなら、全くしてない人と比べてスムーズに英語学習に入っていけると思います。せっかくお金を払って留学してるんだからしっかりとした英語力を身に付けたいですもんね。

 

ぜひ事前に日本で英語を軽く学ぶことを強くおすすめします!!

 

【2, 実際にどんな勉強をしておけばいいの?】

 

では、実際に渡航前にどんな勉強をしておけばいいのか。ということについてまるちゃんの考えをご紹介したいと思います。

 

・語彙力を鍛える

 

これは1番重要だと思います。単語を知らないと文章も書けないし、相手の言ってることも理解出ません。

 

もちろん、難しい単語は覚えなくても大丈夫です。中学卒業レベルの単語がカンペキならある程度のことは不自由なくできるはずです。

 

しかし、ここで一つ押さえておきたいポイントがあります。それは単語が書けるのはもちろんだけど、「その単語の発音をしっかり理解している」という点です。

 

市販の単語帳であれば、CDだったり無料ダウンロードできたりします。その音源をしっかり聞いて聞き分けができるようにしておくとかなり違うと思います。

 

せっかく単語は知っていてもそれを正しく聞き取れなかったり、理解できなければ意味ありません。

 

発音は留学中に鍛えればいいので、とりあえず置いておきましょう。

 

・なんでもいいからテスト受けてみる

 

下準備とはすこし違うかもしれません。しかし、これはまるちゃん一押しの下準備です。

 

なぜなら、自身の現在の英語力を自覚することができるからです。そうすることによって、留学へのモチベーションも高まりますし、留学後に再受験すればどれくらい自分が成長したかを計ることができます。

 

さらに、受けるテストによっては自分の苦手分野はどこかという分析が出たりするので、留学中に鍛えるべき分野が事前にわかります。これが分かっていたらとても効率よく勉強できますよね。

 

例)TOEIC、TOEFL、IELTSなどなど。

英語のテストにもいろんな種類や形式があるので調べてみてください。

 

・外国人とコミュニケーションを取ることに慣れる

Meeting

 

これは簡単にはできませんね。大学や学校に外国人の留学生の方がいたらいいのですが、身の回りに外国人の方がいないという人も多いと思います。

 

そんなあなたにもおすすめなのが、オンライン英会話です。もちろんお金を払って入会して受けろというのではありません。

 

体験レッスンを受けてみるんです。1〜2回受けるだけでもかなり違うと思います。自分の英語力の無さも痛感できますし、テンションの違いみたいなものも感じ取ることができると思います。

 

しかし、1番いいのは身近に外国人の友達を持つということです。もしあなたに勇気があるのであれば、外国人の方が多く集まるバーやイベント等に足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

 

【3, 留学期間中はどうしたらいいの?】

ここまで留学前の英語学習について熱く語りましたが、すでに留学中の人はどうしたらいいんでしょうか?諦めて無駄にするしかないのでしょうか?

 

そんなことはないと思います。ここでは、まるちゃんが3ヶ月セブ島に滞在して感じた効率のよい英語学習についてご紹介します。

 

・授業や課題はきちんとこなす。

 

これは当たり前ですね。授業は熱心に受けて、課題もしっかりすることが大前提です。もしあなたがそれを怠っているならまずはそこから改善してみましょう。

 

そして授業で大事なことはしっかり自分の英語で話すということです。よく作文の授業などで言われる「自分の言葉で書きなさい。」みたいなことです。授業は貴重なアウトプットの場なので有効活用しましょう。

 

間違っていたら先生が訂正してくれるので、恥ずかしがらずどんどん英語を話しましょう。

 

例えば、昨日覚えた挨拶を先生に言ってみるとか、前回の授業で習った文章を無理やりでも使ってみるとかです。

 

・予習復習の時間をしっかり確保する。

 

語学学校ではスピーキングが授業の中心になります。例えば、グラマーの授業でも先生とのコミュニケーションは英語なのでスピーキングが鍛えられます。

 

しかし、ボキャブラリーは自分自身で育てなければいけません。ボキャブラリーや文法などのインプットを自習で行う。これは大事です。

 

インプットが充実していなければ、英語の表現力は向上していきません。

 

しかし、多くの留学生はインプットを怠ってしまいます。だから留学しても英語が伸びなかったと言う方がいらっしゃるんです。

 

・休日は多くの外国人と話す機会をもつ

 

せっかく英語という素晴らしいコミュニケーションツールを勉強しているので、語学学校の先生だけではなくたくさんの方と交流しましょう。

 

そうすることで人それぞれに発音のクセとか、話し方に違いがあるということがわかっていろんな英語に対応できるようになると思います。

 

もちろんセブ島にはフィリピン人の方のみならず、他の国の方もいらっしゃいます。そのような方々とも積極的に話すべきです。

 

やはりフィリピン人の方は日本人が聞き取りやすい英語ですが、ネイティブの方になると聞き取りづらいことがあります。

 

これは慣れだと思いますので、せっかくの留学中に多くの人や文化に触れて自分の経験にしましょう。

 

なぜ基礎的な英語力が必要か。

なぜまるちゃんがここまで基礎的な英語力を身につけることをおすすめするかというと、せっかく時間とお金をあなたに無駄にしてほしくないからです。

 

留学したら英語がペラペラのスーパーマンになるのでなく、留学中の自分次第でどっちにも転びます。ぜひ自分の目標に向かって留学中も努力してください。

 

大学の留学制度を検討された方はご存知だと思いますが、だいたいTOEFLやIELTSなどのテストで一定のスコアを満たしていないと留学できないなどの条件があります。

 

あれは英語(言語)があまりできない人は留学しても意味ない(かもしれない)から、もっと可能性のある人に大学側は投資したいってことで設けられていると思います。

 

包み隠さず言うと、英語がまったくわからない人は「まずは日本で英語を少しは勉強してこい」ってことです。

 

その努力の下地と留学中の努力が合わさることで「理想の自分」に近づけるということです。

 

まとめ

・基礎的な英語力があれば、あなたの留学をより実りのあるものにできる。

・実は留学前の行動が留学中や留学後に大きく影響する。

・留学すれば英語がペラペラになるというのは幻想。

 

ちょっと耳が痛いこともあったかもしれません。あなたの留学を成功させるためにも準備はしっかり行って、自分の成長に満足できる留学を目指しましょう。

 

まるちゃんはインターンですが、英語の下準備を前もってしておけばよかったと絶賛後悔中ですw

 

ではまた〜