【前編】デザインメンターにインタビュー|フリーランスの生き抜く思考

アートアンドサイエンス講座のメンターにインタビュー

引用: ACTV +180│ビジネステック留学のアクトハウス

今回はアートアンドサイエンス講座(旧デザイン講座)のメンターさんにインタビュー。

アクトハウスの施設内にある、インフィニティ・プールにてお話を伺いました。

フリーランスを目指す方や、「フリーランスってどうやってなるの?」みたいな方にも参考になる、キャリア形成のお話となっています。

上の動画にてインタビューは見れますが、以下からはテキストにても概要を解説していきます。

美大受験の挫折から、現場へ

メンター髙橋さんのキャリアは、小学生のころからデザインが好きだったというところから始まります。美大を目指したけれど受験でうまくいかず、高校卒業後は舞台設営の会社に就職。

転機は、社内でMacを使って作業するデザイナーの姿を見たことでした。「やっぱり諦めきれない」と思い、職業訓練校で基礎を学び直してデザイン事務所に飛び込みます。一度折れても、現場の空気に触れることで再び動き出しました。

話を聞きながら感じたのは、遠回りに見えるこの経緯が、髙橋さんの今の仕事の仕方とちゃんとつながっているということです。理想だけで動くんじゃなくて、まず現場の感覚を先に掴みにいく姿勢。そういう判断の仕方が、その後のキャリアにも一貫して出てきているようでした。

入社1年半で、会社が倒産した

アクトハウスでの講座の様子
(セブ島アクトハウスにて参加者のプレゼンに立ち会う様子)

念願のデザイン業界に入ったものの、その事務所はわずか1年半で倒産。

「会社ってずっとあるもんだと思ってたから」と髙橋さんは言っていました。当たり前だと思っていたものが、あっさり消えた経験です。

ただ、高橋さんはそこで立ち止まりませんでした。その後、インハウスデザイナーやディレクターとして、外部の制作会社にデザインを発注する立場を経験します。そこで気づいたのが「自分が”外注先”になればいいんだ」という発想でした。独立というゴールを先に決めて、そこから逆算して準備を進めていきます。その視点が生まれたのは、発注する側に立ったからこそでした。

1年かけて着実に準備し、フリーランスへ。教科書に答えが書いてあったわけじゃなくて、実務の中で自分なりの筋道を見つけていった感じが、話していてよく伝わってきました。

「対価以上に、何かできないか」

アクトハウスにて参加者の質問にマンツーマンで応える様子
(アクトハウスにて参加者の質問にマンツーマンで答える髙橋メンター)

独立してすぐ直面したのは、「本当に仕事が来るのか」という恐怖だったと言います。前職からのつながりで最初の仕事はもらえたけれど、そこから先は自分次第。

長年フリーランスを続けてきた髙橋さんが、一番大事にしていることを聞くと、意外とシンプルな答えが返ってきました。

目の前の仕事に、どれだけ貢献できるか、それだけですね」

お金をもらっている以上、もらっている分だけこなすんじゃなくて、何か一つでも相手にプラスになることを考えます。ちょっとした気づきでも、黙ってないで伝えます。綺麗なデザインを納品するんじゃなくて、クライアントが何を達成したいのかを一緒に考えます。相手の期待をほんの少し超え続けること——それが積み重なって、次の仕事につながっていくんだと。

大きな話じゃなくて、毎回それを地道にやり続けることが大切なんです。長く生き残っているフリーランスの強さは、そういうところにあるんだなと実感しました。

挑戦の先にしか、新しい自分はいない

アクトハウスが目指しているのは、言われたことをこなす学習者ではなく、自分で動ける個人を育てることです。

髙橋さんが話してくれた内容は、スキルの話というより、プロとしての向き合い方の話でした。

現場で逆算する力、期待を超え続ける姿勢——これからIT・デザインの世界に飛び込む参加者にとって、技術と同じくらい必要な視点だと思います。

ITを「ビジネス×テック」と定義しているセブ島のアクトハウスでは、AIを操るLogic Prompt(旧プログラミング講座)や今回のArt&Science(旧デザイン講座)の日本人メンターさんが常駐しています。

新しい時代のオルタナティブスクール、アクトハウスに興味がある方は下のリンクから公式サイトへどうぞ。

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二人の男性がプールサイドに座るモノクロのYoutubeのサムネイル。
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